プロジェクト詳細画面の座標値パネルで表示される標高値に対して、任意の「高さの基準」を定義し、切り替えて表示することができます。
デフォルトでは「標高(TP)」が基準として選択されていますが、オフセット値を指定した独自の高さ基準を追加することで、現場ごとの基準面に合わせた標高表示が可能になります。
定義した高さの基準は、座標値パネルの標高表示だけでなく、範囲指定DSMの凡例・ヒストグラム、ポリゴン計測・面積計測の座標テーブルや距離・断面図、体積計測のグラフ、CSV出力などにも反映されます。
※ 設計データの断面図と点群・テクスチャでは標高での表示となります。
【ご利用条件】
- 各種基本プランに加え「任意座標系」のオプション契約が必要です
- 1プロジェクトあたり最大5件まで高さの基準を追加できます
- 高さの基準名は半角10文字相当(全角5文字相当)以内で設定してください
- オフセット値は -9999 〜 9999 m の範囲で指定できます
【操作手順】
高さの基準の操作は、プロジェクト詳細画面の「座標値パネル」から行います。
- 高さの基準を新規追加する
- 高さの基準プルダウンをクリックし、一覧の最下部に表示される「新規追加」をクリックします。
「高さの基準の追加」ダイアログが表示されます。以下の項目を入力してください。
高さの基準名:任意の名称を入力します。半角10文字相当(全角5文字相当)以内で設定してください。「標高」という名称はデフォルトで使用されているため指定できません。また、同じプロジェクト内で既に登録されている高さの基準名と同じ名称は使用できません。参照する高さ定義:プルダウンから、基準となる高さ定義を選択します。「TP」(標高)を選択するか、既に追加済みの他の高さの基準を選択できます。ただし、相互参照(AがBを参照し、BがAを参照する状態)はできません。該当する選択肢は非活性で表示されます。
オフセット値:基準からのオフセット量をメートル単位で入力します。-9999 〜 9999 の範囲で指定してください。
- ダイアログ下部の「定義式」欄に、入力内容に基づいたプレビューがリアルタイムで表示されます。
- すべての入力が正しく完了すると「追加」ボタンが有効になります。「追加」ボタンをクリックすると、高さの基準が追加され、追加した基準が自動的に選択状態になります。
- 1プロジェクトあたり5件の上限に達している場合、「新規追加」は非活性になります。マウスカーソルを合わせると「追加できる上限に達しました」というツールチップが表示されます。
- 高さの基準プルダウンをクリックし、一覧の最下部に表示される「新規追加」をクリックします。
高さの基準を切り替える
- 座標値パネルの標高行にある高さの基準プルダウンをクリックすると、選択肢の一覧が表示されます。
- 任意の項目をクリックすると、その高さの基準が選択されます。選択した基準に応じて、座標値パネルの標高表示値がオフセット分だけ補正されて表示されます。
- 追加済みの高さの基準にマウスカーソルを合わせると、定義式(例:`基準名 = TP + 10 m`)がツールチップで表示されます。
- 選択した高さの基準はプロジェクト単位で保存され、次回同じプロジェクトを開いた際にも維持されます。
- 高さの基準を編集する
- 高さの基準プルダウンをクリックし、編集したい高さの基準の右側に表示されている「⋮」(ケバブメニューアイコン)をクリックします。
表示されるメニューから「編集」を選択すると、ダイアログが表示されます。
- 高さの基準を削除する
- 高さの基準プルダウンをクリックし、削除したい高さの基準の右側に表示されている「⋮」(ケバブメニューアイコン)をクリックします。
- 表示されるメニューから「削除」を選択すると、削除確認ダイアログが表示されます。
- 削除対象の高さの基準名を確認し、問題なければ削除を実行してください。
- 他の高さの基準から「参照する高さ定義」として使用されている場合、「削除」メニューは非活性になります。マウスカーソルを合わせると「他の高さ基準に参照されています」というツールチップが表示されます。削除するには、先に参照元の高さの基準の設定を変更してください。
【補足】
- 任意の高さの基準が選択されている場合、オルソ画像の標高タイルがないエリアでのシームレス標高タイル(外部標高データ)の表示は行われません。標高値は「-」と表示されます。