測量点のCSVファイルを使用して、オルソ画像の水平位置と高さを補正することができます。
処理を実行すると、測量点に対応する対空標識を自動検出したうえで、再度オルソ生成処理を行います。これにより高精度なオルソ画像を生成することができます。
処理を実行すると、測量点に対応する対空標識を自動検出したうえで、再度オルソ生成処理を行います。これにより高精度なオルソ画像を生成することができます。
【ご利用条件】
- 本処理を実行すると、撮影枚数分のポイントが消費されます
- インポートされたデータでは利用できません
- 高速簡易版の地形データでは利用できません
- ご契約のプランによりご利用いただけない場合があります
【操作手順】
- オルソ画像を選択する
- プロジェクト詳細画面を開き、補正したいオルソ画像をベースレイヤーとして選択します。
- 画面左側のサイドパネルに、選択したオルソ画像の情報が表示されていることを確認してください。
- 「精密補正」を選択する
- サイドパネルに表示されている緑色の「位置補正」ボタンをクリックしてください。
- 「測量点を使う(CSVファイル)」グループの中から「精密補正」をクリックしてください。
- 注意事項ダイアログが表示されます。
- 注意事項を確認する
- ダイアログには、精密補正の説明と本処理に必要な撮影条件が表示されます。以下の撮影条件をご確認ください。
- 測量点に使用する対空標識はX型、+型で、形状が「正方形」のものに限られます。
- 対空標識が正しく撮影されていること。
- 地上解像度と対空標識のサイズの対応条件を満たしていること。
- 対空標識の距離が10m以上離れていること。※利用しない対空標識も含む。
- 「くみき」の撮影ガイドに沿った撮影をしていること。
- 直下視で撮影した写真に斜め撮影写真を加えること。
- ダイアログ内には各条件の詳細を説明するリンクも用意されていますので、必要に応じてご参照ください。
- ダイアログには、精密補正の説明と本処理に必要な撮影条件が表示されます。以下の撮影条件をご確認ください。
- ポイント消費に同意する
- ダイアログ下部に、本処理を実行した場合に消費されるポイント数が表示されます。
- 「ポイントが消費されることを理解し、同意しました」のチェックボックスにチェックを入れてください。
- チェックを入れると「次へ」ボタンが有効になります。「次へ」ボタンをクリックしてください。
- ポイントが不足している場合は、その旨が赤枠で表示されます。契約プランのアップグレードや追加画像処理のオプション購入をご検討ください。
- CSVファイルを読み込む
- 精密補正ダイアログが全画面で表示されます。画面は左パネルと右パネルに分かれています。
- 左パネル上部のCSVアップロードエリアに、測量点の座標が記載されたCSVファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを選択」ボタンをクリックしてファイル選択ダイアログから指定してください。
- CSVファイルが正常に読み込まれると、左パネルに標定点一覧テーブルが表示されます。
- CSVファイルを差し替えたい場合は、再度ドラッグ&ドロップまたはファイル選択を行ってください。アップロードエリア右端の「×」ボタンをクリックすると、読み込んだCSVファイルをリセットすることもできます。
- 列の割り当てを確認・変更する
- 標定点一覧テーブルのヘッダー部分に、各列の役割を選択するプルダウンメニューが表示されます。
- CSVファイルの各列を「名称」「南北」「東西」「高さ」「不使用」のいずれかに割り当ててください。
- 数値型の列のみ「南北」「東西」「高さ」に割り当てることができます。
- 座標系を選択する
- 左パネル下部の「座標系」欄で、CSVファイルの座標値に対応する座標系(EPSGコード)を入力してください。
- JGD2011 / JGD2000 の切り替えにも対応しています。必要に応じて適切なモードを選択してください。
- 座標系が未選択の場合、エラーメッセージ「座標系を選択してください」が表示されます。
- 標定点・検証点の設定を確認する
- 標定点一覧テーブルでは、各行の左端のチェックボックスで使用/不使用を切り替えることができます。
- 「種別」列のプルダウンメニューから、各点を「標定点(GCP)」または「検証点(ICP)」に設定できます。
標定点(GCP)は位置を合わせるために使用されます。
検証点(ICP)は補正後の精度を確認するために使用されます。
- 各行の位置移動アイコン(照準マーク)をクリックすると、右パネルの地図がその点の位置に移動します。
- 標定点一覧テーブルでは、各行の左端のチェックボックスで使用/不使用を切り替えることができます。
- 右パネルの地図でマーカー位置を確認する
- 右パネルには、オルソ画像上に標定点・検証点の位置がマーカーで表示されます。
- マーカーが対空標識の中心に正しく配置されているか確認してください。位置がずれている場合は、マーカーをドラッグして対空標識の中心に移動させてください。
- 地図の縮尺が小さい状態で操作している場合、「マーカーを配置する時は、対空標識をさらに拡大して中心に配置してください。ずれは精度に影響します。」という注意メッセージが表示されます。十分に拡大してからマーカーの位置調整を行ってください。
- 右パネルの地図上には「補正結果の信頼が高いエリア」がポリゴンで表示されます。標定点はこのエリア内に配置することをお勧めします。
- 画面右上のツールバーでは以下の操作が行えます。
- ホームアイコン:オルソ画像全体が見える初期位置に地図を移動します。
- 照準アイコン:標定点・検証点の範囲に地図を移動します。
- パレットアイコン:マーカーの色を変更できます。
- レイヤーアイコン:背景レイヤ(背景なし / 地理院タイル)を切り替えることができます。
- 「次へ」ボタンをクリックする
- 左パネル・右パネルの設定が完了したら、画面下部の「次へ」ボタンをクリックしてください。
- 以下のすべての条件を満たしている必要があります。満たされていない場合、「次へ」ボタンは無効になります。
- CSVファイルが読み込まれていること
- 座標系が選択されていること
- エラーが発生していないこと
-
エラーがある場合は、画面下部に赤色のエラーメッセージが表示されます。メッセージの内容に従って修正してください。
代表的なエラー例:
「座標系を選択してください」「有効な標定点が4点以上必要です」「他の標定点から10m以上離して配置してください」「オルソ画像範囲内に標定点/検証点がありません。南北・東西の定義、または座標系の定義を確認してください」
標定点・検証点はオーバーラップ撮影の範囲内に指定してください。
オルソの端の、オーバーラップ撮影範囲の外側はラップ率が低く、精度が不十分です。
- 警告事項を確認する(該当する場合のみ)
- 未移動の点、高信頼エリア外の検証点、不適切な配置の可能性がある点、画像の縁付近の点がある場合は、確認ダイアログが表示されます。
- 各警告の内容を確認し、必要に応じて「戻る」ボタンをクリックして配置を見直してください。
- 問題がなければ「理解した上で次へ」ボタンをクリックしてください。
- 標定点/検証点の位置を目視確認する
- 各標定点・検証点のサムネイル画像が一覧で表示されます。
- マーカーが対空標識の中心にあるかを目視でご確認ください。
- 精密補正の場合は、利用可能な対空標識(X型・+型、外周が四角)の画像が表示されます。これらの対空標識以外のものを利用している場合は正常な処理ができませんのでご注意ください。
- 調整が必要な場合は「戻る」ボタンをクリックして、前の画面でマーカー位置を修正してください。
- 問題がなければ「次へ」ボタンをクリックしてください。
- 位置補正を実行する
- 「位置補正を実行しますか?」という確認ダイアログが表示されます。
-
「実行」ボタンをクリックすると、位置補正の処理が開始されます。
- 完了後の確認
- 処理が受け付けられると、「位置補正の処理を受け付けました。処理が完了すると通知されます」というメッセージが表示されます。「閉じる」ボタンをクリックしてダイアログを閉じてください。
- 処理はサーバー側で行われるため、完了までしばらくお待ちください。処理が完了すると通知が届きます。
- 処理中はサイドパネルの「位置補正」ボタンが無効になり、「位置補正中のため選択できません」と表示されます。
- 処理が完了すると、サイドパネルに「位置補正済み」と表示されます。
【位置補正のリセットについて】
位置補正済みのオルソ画像を選択した場合、サイドパネルには「位置補正リセット」ボタンが表示されます。
- 「位置補正リセット」ボタンをクリックすると、確認ダイアログが表示されます。
- 以下の注意事項をご確認ください。
- リセットすると現在の位置補正の情報は失われ、元の状態に戻すことはできません。
- この地形データに関連する計測結果は再度計測する必要があります。
- 精密補正で処理された場合は、ポイントはリセットされません(消費済みのポイントは返還されません)。
- 「位置補正リセット」ボタンをクリックすると、リセット処理が実行されます。
詳細は「位置補正をリセットする」をご覧ください。
【エラー発生時の対処】
- CSVファイルの読み込みに失敗した場合は、CSVファイルの内容や形式をご確認のうえ、再度アップロードしてください。