3次元データを生成する場合
3次元データを生成するには、前後の画像が部分的に重なるように連続して撮影する「オーバーラップ撮影」が必要です。
市販のドローンに搭載された撮影アプリには、オーバーラップ撮影に対応している機種と、非対応の機種があります。
くみきでは、高品質な3次元データを生成するため、進行方向のオーバーラップ率を85%以上、コース方向のサイドラップ率を75%以上とすることを推奨しています。手動でこれらの条件を満たす撮影を行うのは困難なため、オーバーラップ撮影に対応したドローンの使用を推奨します。
以下の機種は、オーバーラップ撮影に対応しており、KUMIKI側でカメラのレンズパラメータも管理されています。新たにドローンをご購入いただく際の参考としてご活用ください。
| メーカー名 | 機種名 | RTK搭載有無 |
| DJI | Matrice 4E | ○(標準搭載) |
| Matrice 4T | ○(標準搭載) | |
| Matrice シリーズ + Zenmuse H20 | ○(標準搭載) | |
| Matrice シリーズ + Zenmuse H20T | ○(標準搭載) | |
| Matrice シリーズ + Zenmuse P1 + DL24mm | ○(標準搭載) | |
| Matrice シリーズ + Zenmuse P1 + DL35mm | ○(標準搭載) | |
| Matrice 30T | ○(標準搭載) | |
| Mavic 3E | △(別売り) | |
| Mavic 3T | △(別売り) | |
| Mavic 3 Multispectral | ○(標準搭載) | |
| Phantom 4 Pro | ×(搭載無) | |
| Phantom 4 Pro V2.0 | ×(搭載無) | |
| Phantom 4 RTK | ○(標準搭載) | |
| Autel Robotics | EVO II Pro V3 | △(別売り) |
| EVO II Pro RTK V3 | ○(標準搭載) | |
| Skydio | Skydio 2+ | ×(搭載無) |
| ACSL | 蒼天 | △(別売り) |
高精度な3次元データを生成する場合
ドローン画像から生成される3次元データの絶対位置精度は、撮影時のGNSS(GPS)の精度に依存します。一般的なGNSS受信機を搭載している機体では、測位誤差が数メートル程度生じることがあります。
そのため、同じフライトプランで繰り返し撮影した場合でも、生成される3次元データには数メートル程度の位置ズレが生じる可能性があります。ただし、このズレは距離や体積の計測精度に大きな影響を与えません。
一方で、複数回にわたる撮影データの比較や、公共工事における3次元データの活用などでは、絶対位置精度を±5cm程度に保つことが求められます。このような用途には、上記一覧にあるRTK搭載ドローンの使用を推奨いたします。
この説明書に記載されている各種名称・会社名・商品名などは各社の商標または登録商標です。
なお本⽂中では TM、®マークは明記していません。